NHKマイルカップ2021分析(4)弥生賞経由の異色ローテ 独オークス馬の息子シュネルマイスター

目次

引越し準備中です ドメイン決まり次第記載いたします

3歳春のマイル王決定戦 NHKマイルカップ 東京芝1600で行われる
今日はキングマン産駒 シュネルマイスターを血統分析

血統

血統表はこちら。父キングマンは欧州のチャンピオンマイラー。フランスのジャック・ル・マロワ賞とイギリスのサセックスステークスの二つを同一年度に制覇した。父系はDanzigから続く代々短距離血統。母は独オークス馬でどうみてもスタミナ優位の配合。

これでマイラーとしてスピードが足りているのかが焦点になるであろう。まず血統論どうこうよりも一番にあるのは速い両親の子は速いことが多いのである。また、

最強スピード理論に基づくと、血統表内の赤丸部にTurn-to血脈があり都合4本を持っているため、スピードはありそう。ただし、ダンシングブレーヴ・Sadler’s Wells・Carleon全部クラシックディスタンスが得意な馬であるためクロスが有効に作用したとしても中距離型になるような気がする。Turn-toが6代目以降となってしまって影響力が少なくなってきている。

レ―スから解析

まずは重賞初挑戦 初の2000m 弥生賞

LAP 12.7 – 11.6 – 12.4 – 13.0 – 12.9 – 12.6 – 12.3 – 11.6 – 11.0 – 11.9
超スローペースを2番手追走 直線だけよーいドン!の競馬になった訳で、折り合い調教?みたいであまり内容のないレースであった。シュネルマイスターについては 4角で離されすっと動けない。思ったほど斬れないという印象。ルメールはインタビューでマイルくらいがいいんじゃないかと言っている。

もう1レースをみてみよう

ひいらぎ賞 1勝クラス 中山1600
LAP 12.2 – 11.6 – 11.8 – 11.8 – 12.5 – 12.4 – 11.7 – 11.8 緩いレースであるが
ラスト3Fのこの馬のLAPは12.4-11.5-11.5(推定) 斬れないじゃないか!?

結論

スピードの絶対能力がそれほど高くない。血統通り中距離型。使える脚は短い。
マイルGⅠでのスピード勝負は厳しそうである。

1件のピンバック

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA