NHKマイルカップ2021 分析 アーリントンC組 東京マイル向きの馬

NHKマイルカップトライアル アーリントンカップ組を分析
2走目本番での能力をみせつけるのはどの馬か?

目次

レース回顧 アーリントンカップ

重馬場 LAP 12.4 – 10.8 – 11.5 – 12.3 – 12.2 – 11.5 – 11.2 – 12.3
雨の降り続く中 前半からピクシーナイトが飛ばしていったレース。ピクシーナイトは中間やや溜めたものの4角先頭から押し切ろうとしたレース。最後止まっているけど、これは仕方のないペースだった。
勝ったホウオウアマゾンは2番手から万全の抜け出し。最後まで詰め寄られることもなく危なげない勝利。
実質2頭のマッチレースであったとみてよい。2着リッケンバッカーは勝負が決まってから差してきている上、ホウオウアマゾンにどこまでいっても追いつきそうな気配はなかった。

血統分析 ホウオウアマゾン

父キングカメハメハは強烈なクロスが発生しなければ繁殖牝馬の特徴をそのまま引き出すことの多い 引き出し型種牡馬の典型。クロスはNijinsky 5×6 Northern Dancer4本。それほど強調されているわけでもないので素直に母ヒカルアマランサスの距離融通、末脚の持続力が強化されたものとみていいと思われる。母ヒカルアマランサスはヴィクトリアマイル2着。東京と京都で1600は【1-3-0-0】というマイラー。息子もマイル3勝だがまだ東京は走ったことがない。

アーリントンカップは文句ない競馬であるが、相手関係がピクシーナイト一頭に絞ればよい楽なレースだった。負けた朝日杯は急に手ごたえが無くなって(松山)敗戦。デイリー杯はレッドベルオーブに食い下がりながらも敗戦しており。この2歳時の成績評価は難しいところ。末脚の確かさと武豊騎乗でうまく立ち回れるか。

血統分析 ピクシーナイト

父モーリスの初年度産駒 初重賞をプレゼントした馬 モーリスは東京、中山のマイルでハイパフォーマンスをみせた馬。クロスはHalo4×5 Lyphard4×5 ノーザンテースト5×5 Northern Dancerは6本 母父キングヘイローを強調している配合。父・母父ともマイル実績がある万能型。さらにサポートしている血がノーザンテーストであることから末脚の持続は期待できると思われる。距離は万能型。重の阪神よりは各段に良の東京向き。中京を2戦2勝しており左回りの成績が良い。Haloの器用さも引き継いでいるはずなので立ち回りも巧いはず。中山を先行しても面白そう。

LAP 12.5 – 10.9 – 11.3 – 11.6 – 11.8 – 11.6 – 11.6 – 12.0

単なるマイラーではなさそうな もっと距離があってもよさそうな持続力のある末脚である。勝つときは鮮やか、負ける時はあっさりタイプである可能性もある。末脚の持続力 大外枠 血統 左回り実績 どれを取っても馬券的魅力は大きい

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