21年セレクトセール 好景気!?セルキスの21に4億1000万円

本日まで行われたセレクトセール なんと当歳馬 キズナ産駒が4億1000万円で落札。どんな馬なのかみていきたい。

目次

セルキスの21 血統表

セルキスの21 父 キズナ

父キズナは日本ダービー馬 ディープインパクト×Storm Catの黄金ニックスに母系はナリタブライアンの出身牝系Paciffic Princess系。種牡馬としてはディープボンドなどを輩出しているが、まだGⅠ勝ち馬は出ていない。
産駒獲得賞金5000万円以上を15頭を輩出(現在)しているが、そのうち10頭が牝馬というフィリーサイアーぶりを発揮している。

セルキスの21 母 セルキス

母セルキスはドイツ生まれのSラインに属する牝馬。父はMonsun。現役時代はドイツのGⅡ勝馬。母としてはヴェロックス(父ジャスタウェイ)を輩出。JRA勝ち馬はヴェロックスを含め3頭。ヴェロックス以外は1勝馬。

セルキスの21 配合のポイント

父キズナはディープインパクト×アメリカ系の配合。ゴリゴリのドイツ系血統との相性がいいとは思えないのであるが、キズナ×母父Monsunでは新馬を楽勝したエクラノーブルが出ている。
キズナとの相性があいそうな血は母母父のGrand Lodge。Secretariat とSir Gaylordを持つ配合であるためキズナ内のStorm Cat 、 AlzaoのTurn-toが生かされるのである。しかし他がゴリゴリのドイツ血統であるためスピードが足りているか疑問が残る。

血統データ ディープインパクト系×Monsun

父ディープインパクト × 母父Monsun

20頭血統登録 重賞勝ち馬 シェーングランツ(母スタセリタ)5000万円以上の獲得賞金馬 3頭

父父ディープインパクト × 母父Monsun

デビュー6頭 勝ち馬は1頭 エクラノーブルのみ

4億1000万円は回収できるか?

あくまでも筆者の予想であるのであるが、4億1000万円の価格が高いのか安いのかといったら高い。スタートは4000万円の馬である。ヴェロックスの下という血統を考えたら割とお買い得なのかもしれないし、たしかに見栄えのするいい馬である。エクラノーブルの新馬楽勝が後押しをしているのも分かる。しかし、スタートの10倍まで競れるものなのか?これが競りの魔力なのか?4億を回収するためにはGⅠの一つは必要である。キズナの代表産駒、ディープボンドの獲得賞金は2億4千万円(現在)である。しかもディープボンドは筆者がスーパーニックスと目しているディープインパクト系×キングヘイローである。この配合であれば、たくさんお金を持っていたとしても8000万円までかと。

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