2021小倉記念優勝はモズナガレボシ グランプリボス産駒重賞初制覇。ノーザンテーストクロス馬の1-2finish

マイナー種牡馬 グランプリボス産駒初重賞 モズナガレボシ。雨の小倉記念を差し切り

目次

小倉記念の振り返り

LAP 12.8 – 11.5 – 12.1 – 12.7 – 12.3 – 11.3 – 11.4 – 11.5 – 12.2 – 11.9

前半5Fが61.4秒 残り5F目からはハイラップが続き後半5Fが58.3秒 ものすごいロングスパート合戦であった。残り1000m から前をいく8頭が一気にペースアップをしていったが、モズナガレボシと松山騎手はドーンと構えてついていかなかった。そしてもう一頭スーパーフェザーと武豊騎手も待機。
ラップをみてもらえばわかるのであれば 先にいった馬たちは直線で当然バテバテになるペース。そのペースがわかってついていかないのは騎手の体内時計の差が出ているといっていいだろう。
最後の直線早めに出たスーパーフェザーだが結局この馬も止まってしまう。外からモズナガレボシが追い込んできて1着。スタミナに優れたオルフェーヴル産駒ヒュミドールが最後まで粘り通して2着となった。
このレースでもっとも問われたのは我慢強さ

優勝馬モズナガレボシの血統

ノーザンテースト≒Vice Regentをはっきり強調した配合 Northern Dancer Nearctic  Nearcoまでしっかり連なってラインクロスを形成 Northern Dancerは母方Almahmoud Mahmoudもクロスになっているため結合は強固なものとなっている。
最上位がノーザンテーストのクロスであるため 丈夫さ、我慢強さ、底力、スピードをしっかり受け継いでいることがみてとれる血統構成。
母母方スラヴォニアは菊花賞馬ダンスインザダークの母ダンシングキーの全妹であり、スタミナは十分に受け継いでいる。

2着 ヒュミドールの血統

こちらはノーザンテーストを3本クロスさせている血統。ノーザンテーストクロスもちの1-2finishとなっている。

優勝馬の父グランプリボスについて

グランプリボス産駒は重賞初制覇となった。ここまでの世代別種牡馬順位は初年度57位 2年目45位と大変苦しい状況だっただけに大変嬉しい重賞制覇となった。
3年目以降は産駒数も激減しているだけにここから盛り返して欲しい。同じサクラバクシンオー産駒ビッグアーサー共々テスコボーイの血を絶やさないよう応援していきたい。

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