21秋華賞有力馬・トライアルレースまとめ 阪神2000mを乗りこなせる持続力に優れた穴馬を探す

21年秋華賞のまとめをちょっとずつ。阪神2000mの超持続力型ラップを乗りこなせる穴馬を探す

21年の秋華賞の舞台は 阪神2000m

21年は京都競馬場が改修中であるため阪神競馬場芝2000mになっており注意が必要。
ちなみにローズステークスは中京競馬場芝2000mである。

本番秋華賞の舞台の傾向とトライアルの舞台の傾向

阪神芝2000m(内回り)の傾向

大阪杯の施行される舞台。季節は異なるが阪神内回りは残り1000mから12秒フラットから11秒台後半のロングスパート合戦になることが多い。持続型ラップを刻める馬が絶対有利で、上りの競馬だけで勝ってきた馬は割引が必要になる。
10/10に行われた三田特別(芝2200内回り 古馬2勝クラス)は9頭立であったが、残り1000mからのLAPが11.7-11.8-12.1-11.9-12.5とかなりの持続力が要求される流れであった。勝ったのはゴールドシップ産駒ヴェローチェオロで1番人気のディープインパクト産駒オヌールを封じての勝利。3着はしんがり人気のルーラーシップ産駒であり持続力が要求されるレースとなった。

中京芝2000mの傾向

トライアルの1つローズステークスの施行される中京芝2000mは3コーナーがトリッキーで内枠がごちゃごちゃしやすいコース形態である。従ってペースが上がり始めるのは3コーナーを過ぎてからになるので上がりの競馬になりやすい。

中山芝2000m(内回り)の傾向

トライアルの1つ紫苑ステークスの施行される中山2000mは皐月賞の行われるコースである。皐月賞のようなチャンピオン決定戦ではロングスパート合戦となりやすいが、トライアルの紫苑ステークスではそこまでペースが上がることは少なく、やや緩めのロングスパート合戦となることが多い

有力馬のステップ状況①桜花賞馬 ソダシ

札幌記念1着から直行

札幌記念のLAP
12.5 – 10.9 – 11.5 – 12.5 – 12.5 – 12.4 – 11.8 – 11.8 – 11.7 – 11.9
前半がゆるく3コーナー前からペースアップ淡々と押し切ったレースなので評価はできる。ただ斤量51キロだったのが気がかり。阪神2000mは残り1000mからのロングスパートになりやすいのでより厳しいレースになりそうだ。

有力馬のステップ状況② オークス馬 ユーバーレーベン

オークス後 脚部不安放牧 放牧先で調教再開 秋華賞はぶっつけになる予定

有力馬のステップ状況③ オークス2着馬 アカイトリノムスメ

オークス後 放牧を挟んで 秋華賞はぶっつけになる予定

戦線離脱組

サトノレイナス 骨折により放牧・休養

トライアル 紫苑ステークス組 1着 ファインルージュ

外目追走から悠々と差し切った。ジョッキーもかなり自信をもって乗っていた印象。フェアリーステークスの好タイム圧勝もあり、中山巧者であることは間違いなさそう。残り600mまでがっちりと手綱を抑えてゴーサインと共に反応良く進出。直線入口では先頭に立って押し切っている。阪神でこの競馬はおそらくできないが有力馬の1頭であることは間違いない

LAP 12.2 – 11.1 – 12.0 – 11.9 – 12.5 – 11.9 – 11.8 – 11.8 – 11.4 – 11.6

トライアル ローズステークス組 1着アンドヴァラナウト

スローで流れたローズステークス 好位外目につけて抜け出したのが1着アンドヴァラナウト。全てがうまくかみ合った印象はあるが、最後の決め脚はさすが良血馬。最後の3F 11.6ー11.3ー11.7を余裕で抜け出すのだから能力の高さは疑いない。ただし本番の阪神2000はこんなスローを抜け出すようなレースにはなりそうもないので、全幅の信頼はおけない。ただこの馬の場合は血統が血統なので化け物である可能性もあり非常に怖い存在。

ローズステークス組 3着 アールドヴィーヴル

ローズステークスの1着 アンドヴァラナウトの1段後ろを道中は進む。3コーナーまわってペースがあがったところで勝ち馬アンドヴァラナウトと加速性能の差が出てしまう。直線入って一反馬群に沈んでしまうも、そこから盛り返して3着まで届いて、権利獲得することができた。反応が鈍いといってしまえばその通りである。ただこの馬のローズステークスはロングスパートの適性は見せていると思う。血統的にはキンカメ×ディープで1着馬アンドヴァラナイトと似たような血統なのであるが、母母方の血が異なりアールドヴィーヴルにはSadler’s Wellsがあり、Nureyev ≒ Sadler’s Wellsのクロスが中心で強調されている。この血は持続力に優れた競争馬を生み出しやすい。 実は阪神2000の秋華賞は馬券に絡みやすそうである。

狙いたい血統

持続力のある血統を狙いたい。
ゴールドシップ オルフェーブル ドリームジャーニーのステゴ黄金配合トリオの産駒
ルーラーシップ クロフネ スクリーンヒーローなど

過去の重賞レースの持続力を要求されたレース

阪神2000mの参考になりそうな持続力を要求されたレースはこちら

フラワーカップ

LAP 12.6 – 12.2 – 12.6 – 12.3 – 12.1 – 11.6 – 11.8 – 11.8 – 12.2
前半が超スロー 残り5Fからゆるみないラップが続き 最後までしのぎ切ったホウオウイクセルが優勝。内枠を活かしたうまい立ち回りが功を奏したのは間違いないのであるが、3着に後のオークス馬ユーバーレーベン、5着にクールキャットで実力馬を完封したのはおみごと。持続力のあるところみせている。そしてホウオウイクセル以上にいい競馬をみせたのが2着エンスージアズム。外を回しながらユーバーレーベンは完封しており、持続力勝負に適性があるところをみせている。同じくこの流れで差してきたユーバーレーベンにも持続力レースに適性があるとみていいだろう

春の牝馬クラシックおさらい

狙い穴馬

アールドヴィーヴル

Nureyev ≒ Sadler’s Wellsの4×5を中心にNorthern Dancer Hail to Reasonをうまくまとめた配合。スピード素軽さでは一線級にはやや劣る配合にも見えるが母イサベルはHail to Reasonを4本にディープインパクト内Turn-toのクロスをからめたスピード馬で切れがある馬であった。 Sadler’s Wellsがニアリークロスになったことで父方にないHail to Reasonではあるがアールドヴィーヴルの中では潜在的スピード源として機能している。また、キンカメ×トニービンで発生するHornbeamのクロスはドゥラメンテをはじめとした日本実績がある血なのでHornbeamの父Hyperionを通じてNorthern Dancerとつながったことはこの配合の長所。Haloのような自在身のある加速はあまり期待できないが、伸び始めると止まらない末脚は期待できそう。
Nureyev Sadler’s Wellsのニアリークロス馬は日本ではスピード不足となりがちで不安要素ではあるが、秋華賞の舞台阪神の2000mでの持続力のある末脚を発揮し、乱戦を切り裂いてもらいたい。

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