種牡馬インディチャンプ 産駒傾向 成功パターン 一口馬主の血統ねらい目

新種牡馬 インディチャンプの産駒傾向 成功パターンをさぐる
目次
インディチャンプ自身の競争実績
生涯競争成績 23戦8勝
2歳時 1戦1勝 12月デビュー
3歳時 6戦3勝 GⅢ毎日杯3着
4歳時 6戦3勝 GⅠ安田記念 マイルCS GⅢ東京新聞杯
5歳時 5戦1勝 GⅡマイラーズカップ
6歳時 5戦0勝 GⅠ高松宮記念3着
距離適性 1600mがベスト
脚質 差し または 好位差し 特に直線での末脚が強力
芝/ダート 芝の競争成績のみ
早熟/晩成 4歳時に完成していることからやや晩成なのかも
気性 調教師からは「扱いやすく、賢い馬」と評価されていた
勝負根性が強く、レースでは集中力があった
高い操舵性 馬込をかきわける勝負根性は間違いなくある。
代表レース 4歳時の安田記念をあげたい
インディチャンプは中団のインコースをキープし、終始ロスのない立ち回り。
直線に向くと、前が開けたタイミングで一気に加速。外から猛然と追い込んできたアーモンドアイを抑え、内ラチ沿いを鋭く伸びて1着ゴール。
息の長い末脚 操作性の良さ 枠順とすべてが嚙み合ってアーモンドアイを撃破したレース
レースラップタイム 12.2 – 10.9 – 11.4 – 11.3 – 11.2 – 11.1 – 11.2 – 11.6
当馬のラップタイム 12.5 ‑11.1 ‑ 11.6 ‑ 11.5 ‑ 11.3 ‑ 10.9 ‑ 10.8 ‑ 11.2
直線に入って10秒台を連発 最後の1F11.2でまとめた息の長い末脚がいかんなく発揮されている
インディチャンプの血統分析

父ステイゴールド
やたらと大物を輩出するサンデーサイレンス直子の種牡馬。母はサッカーボーイの全妹でその影響が強く出ておりしぶとく息の長い末脚を持つ産駒を多数輩出 2000m以上の芝での活躍馬が多い。
他晩成を伝え3歳春から一気に完成する産駒を多く輩出
芝でのAEIが3を超える非常に優秀な種牡馬
母ウィルパワー
父キングカメハメハを持つ繁殖牝馬 自身は4勝 1200~1400の芝・ダートで勝ち鞍がある
本馬のほかにアイルアウェイ(シルクロードS)を産んでいる
牝系の解説
名牝トキオリアリティの一族
芝のマイルから中距離に活躍馬が出る血統 Raise a Native In Realityの2代スピード源を生かしてスピード豊かな産駒を量産している
同牝系の主な活躍馬
リアルインパクト
安田記念(GⅠ)を3歳で制覇。さらに海外遠征でもジョージライダーS(豪GⅠ)を勝利。
ネオリアリズム
札幌記念を制し、さらに香港でもクイーンエリザベスⅡ世C(GⅠ)を勝利。
父ネオユニヴァースの重厚さと、牝系のスピードが融合した国際派。
アイルラヴァゲイン
短距離重賞を複数制覇し、スプリンターとして存在感を発揮。
血統分析
全面に出ているのはNorthern Dancerのクロス Raise a Nativeの母系クロスでNorthern Dancer内Native Dancerを協力にバックアップ サンデーサイレンス系のお約束AlmahomoudももちろんクロスFine TopからMahmoudを補給しておりNorthern Dancerのスピード要素をしっかりと抑えてある。
そこに息の長い末脚をもたらすステイゴールド系の特徴(ディクタスの特徴といってよい)をしっかりと引き継いでいる。
前述の安田記念の息の長い末脚の源泉はここにありそう。
種牡馬インディチャンプの血統特徴
全面でクロスしやすい血
産駒3代目 サンデーサイレンス
産駒4代目 Halo
産駒5代目 ノーザンテースト Mr.Prospector In Reality
種牡馬となったインディチャンプはいくつかの成功パターンを持ちそうな配合である
成功予想パターン①
サンデーサイレンス Haloをクロスさせて父と同じAlmahmoud Mahmoudの流れを受け継ぐ形
ただサンデーサイレンスの血量が濃すぎるとあまり成績が上がらないというデータはあるので母父はサンデーサイレンスの孫以降の世代としたい。
Almahmoudの軽いスピードを生かしたマイラータイプが多く出ると思われる
成功予想パターン②
ノーザンテーストまたはNorthern Dancerをクロスさせて父と同じくスピードの源泉Native Dancer Almahmoudを生かしていくタイプ
この場合はミスプロのクロスはスピードを上げる上では大幅プラスとなるが、配合の協調性が不明瞭となってしまうのでない方がいい。
同様の理由でHaloもない方がよい。
成功予想パターン③
ミスプロのクロスを中心に据えて アメリカ系でしっかりサポートする。
ミスプロの父Raise a Nativeが母内でクロスになっているのでこのミスプロは芝向きのスピードを伝えてくることが多い。そこに相性のよいIn Realityをクロスさせ さらにトライマイベスト内のBuckpasserでアシストしてやることでスピード・パワーに優れた産駒が得られると予想している。
フィオラーノの血統解説
ちょっと特殊なタイプであるが新馬勝ちのフィオラーノの配合が成功予想パターンの②③の特徴をとらえた好配合

トライマイベスト=El Grad Senorの6×4を最上位にNijinsky ノーザンテースト≒Vice RegentでNorthern Dancerを多数派にした。そこにミスプロ-Raise a Native-Native Dancerの系列クロスでアシストAlmahmoudのアシストも父同様。 Buckpasserはウィルパワー内でクロスされておりEl Gran Senor内は万全。 相性のよいNijinsky ミスプロ Buckpasser In Realityはアメリカ系の定番の好相性。
スピードは言わずもがな、スタミナはNijinsky パワーはBuckpasser In Realityから補給している。
父同様にマイルが得意となりそうだが 中距離をこなしてもなんら不思議のない配合となっている
インディチャンプとエンパイアメーカーのニックス
インディチャンプとエンパイアメーカーは高確率でニックス。フィオラーノの解説で出てきたクロスはNijinsky Vice Regent以外エンパイアメーカーに含まれるものである。Haloやkingmamboをクロスさせない限りはEl Gran Senor協調は万全となってくる
種牡馬インディチャンプのここまでの成績
2025年8月3日終了時の成績
12頭が出走 新馬勝ち2頭 2着経験馬が3頭と上場の滑り出し
芝で2勝している
新馬勝ちの1頭タイセイボーグはMr.Prospectorの5×3 ノーザンテースト≒Night Shiftの5×3
2着経験馬 マイネルユーゲントもMr.Prospector ノーザンテーストのクロス両方持ち
2着経験馬 ブレナヴォンはMr.Prospectorの4本持ち
2着経験馬 ジャストビコーズはNijinskyの3本クロス たまたま母方の若い世代にNijinskyがあったのでNijinskyのクロスが前面に出てきている クロスの効果はノーザンテーストのクロスと一緒である。
ここまではわかりやすく成功パターン①②③をなぞっている馬たちの活躍が目立つ