ダノンデサイル 引退後種牡馬傾向予想

気が早い話ではあるがダノンデサイルの引退後種牡馬になってからを予想していきたいと思う。

目次

ダノンデサイルの自身の血統

父エピファネイア

父エピファネイアはJC 菊花賞を勝った名馬 その母はシーザリオで日本を代表する牝系を持つ。その兄弟にリオンディーズ、サートゥルナーリアと種牡馬として成功を収めてる兄弟がいる。シーザリオ恐るべし。
その父シンボリクリスエスは芝の大物こそエピファネイアしか出してはいないが、立派な体格、持続する末脚を伝える種牡馬。
エピファネイア自身も持続する末脚を生かしてJCを逃げ切るなどその特徴を引き継いでいる。

血統の特徴としては Hail to Reasonの流れの良さ。産駒にもサンデーサイレンスをクロスさせてもその流れは生きやすい。少々気むつかしい面も一緒に伝えてしまうが、気性がまともであれば活躍馬が多く出る。
一発屋イメージがあるのは気性の難しさに要因がある。

母トップデサイル

母トップデサイルはアメリカで走った競走馬 BCジュベナイルフィリーズを2着した。こちらもSeattle Slew RobertoとHail to Reasonの流れがある。

ダノンデサイル自身の血統の評価

Hail to Reasonの流れは強固。Roberto Seattle Slewのクロスで全体をまとめつつサンデーサイレンス Sadler’s Wells Habitatと父方から3本補給。 Seattle SlewとSecretariatの呼応もあり大きなストライドで相手を圧倒するレースをイメージさせる血統。
ちょっと柔らかすぎる印象だが、Roberto内Bull Lea Menowなどがしっかりパワーも伝えており東京など直線長いコースは走るだろうと納得させられる血統。機動力の求められる中山の内枠などは割引

ダノンデサイルの競争成績

2歳時 スムーズな加速ができていないレースが続く 外に出せた未勝利勝ちがやっと
新馬    4着
未勝利   1着 京都1800
京都2歳S  4着

3歳時 スムーズに加速できた場合はしっかり抜け出せる。
 最内をついてきたダービーは見た目圧勝ではあるもののよくぞ進路があいたという印象が強い
 有馬記念は例外として 菊花賞は乗り難しさが全開しており
京成杯   1着 中山2000

外を回して直線なんとかゴール前で届いたレース ゴール後も伸びているので中山向きではない


皐月賞   取消
ダービー  1着 東京2400

最内からスルスルと抜け出し 直線は止まらない 東京2400Cコースの有利性も最大限いかしている。まさに完勝とまでは言い切れない


菊花賞   6着
有馬記念  3着

果敢に逃げて最後差されての3着 包まれて外を回して間に合わないならとロングスパートでの逃げきりをはかった1戦 しかしながら残り5Fから11.3では止まるのは致し方なし。前半が緩すぎたために先頭にいたことが仇となってしまった。
ラップ 6.8 – 11.7 – 12.9 – 12.4 – 12.4 – 13.3 – 12.4 – 12.0 – 11.3 – 11.4 – 11.6 – 11.5 – 12.1

4歳時
AJCC    1着

このレースも外を回して直線でなんとかねじ伏せたレース 失礼ながらマテンロウレオをぎりぎりとらえるのはあぶなっかしいことこの上ない

ドバイシーマC 1着

小頭数のレースということもあって 中段からあぶなげなく抜け出す。 抜け出してからも止まらない脚で完勝

ダノンデサイル自身の特徴 基本は東京得意中山苦手

圧倒的な長所とむつかしい短所を抱える非常にむつかしい馬である。
基本的に東京など直線の長いコースをじわっと加速して、最後まで止まらない競馬が得意。
中山で勝ち鞍が多いが、いつも苦しい競馬をしており基本的には中山は苦手といってもよい。
中山実績あるじゃないかと批判もあると思いますが、基本的には相手に恵まれた勝ち星である

長所

〇長く使える息の長い末脚。
有馬記念のラップを再掲するが11秒台中盤を4F続けられるのは驚異的である。
有馬記念ラップ 6.8 – 11.7 – 12.9 – 12.4 – 12.4 – 13.3 – 12.4 – 12.0 – 11.3 – 11.4 – 11.6 – 11.5 – 12.1
これが圧倒的な長所

〇長距離適性が高い
2000m以上を走り切れるスタミナ

〇前付けできる出足
上二つがある特徴の馬としては意外だが前付けできる出足の速さは持ち合わせている

短所

〇エンジンのかかりが遅い
俊敏な動きがむつかしい馬で、じわっと加速しかできない

〇10秒台の切れ味はない

〇スローの機動力勝負は苦手
速い動きは苦手なので 小回りコースで内枠ひいてしまうと逃げざるを得ない状況になったりもする

ダノンデサイルの特徴まとめ

血統 競争成績ともに一致する結果

〇血統 ややゆるめの構成 ロングスパートを得意とする

〇競争成績 ロングスパートを得意とする スローの瞬発力勝負は分が悪い

種牡馬となった場合のダノンデサイルの特徴

種牡馬エピファネイアの特徴


最前線でクロスしそうな血が産駒5代目でRoberto サンデーサイレンス Sadler’s Wells Seattle Slew Mr.Prospector Storm Cat とずらっと並んでいるのが特徴。
この中の1つだけをクロスさせて血の主張を明確化させたいところではある。
他素早い動きができないのでマッチョな血を入れたいところ。
血が柔らかすぎる面はあるので、なんでも走るというタイプの種牡馬とはならないだろう

〇サンデーサイレンスのクロスが入る場合

サンデーサイレンスが産駒5代目に下がるので産駒内でサンデーサイレンスのクロスは多く発生することになるだろう。その場合母方のサンデーサイレンスの位置は産駒3代目か4代目が好ましい。
サンデーサイレンスを強調しつつHail to Reasonの流れを継続させる方向だ。
Hail to Reasonを持ち素早い動きができるようにするためにキーポイントになりそうなのはRoberto Sadler’s Wellsを一緒にクロスさせてみるとよいだろう。

〇サンデーサイレンスのクロスを含まない場合 アメリカ系繁殖の場合

この場合ほとんどでアメリカ系繁殖牝馬との配合になると思われる。その場合はMr.Prospector Seattle Slew Storm Catがクロスすることになることが多くなるだろう。この3つの血は柔らかいスピードを伝えるために産駒が柔らかすぎてしまう可能性が高い。

〇欧州系繁殖の場合

断然の確率でSadler’s Wellsをクロスすることになり、血統表上は綺麗にまとまる。しかしながら日本実績に欠けるSadler’s Wellsの血をどう見るか となる。
育成上でスピードがあるというコメントが出てから購入したいところ。

終わりに

今回はダノンデサイルを徹底検証してみました。
柔らかすぎるが故の危うさを感じました。今後も競走馬として現役を続ける予定ですので、危うさを感じつつ馬券購入されるのをお勧めします。
スムーズに競馬が出来ると馬券内確定の馬であることが多いです。

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