シスキン産駒予想|社台SS 24年新種牡馬 ディープインパクト キングヘイロー牝馬には注目

24年の新種牡馬として社台ファームが導入したシスキン。産駒の予想をしてみたい。

目次

シスキン 競争成績

シスキンの通算成績

アイルランドでデビュー 2歳時は4戦4勝 フェニクスSで初GⅠ
3歳時はアイルランド2000ギニーを勝つが その後ムーランドロンシャン賞 BCマイルなどは敗戦
通算成績は8戦5勝

シスキンの主な勝ち鞍

アイルランド2000ギニー(GⅠ) 1600m
フェニックスS(GⅠ) 1200m

シスキンの競争成績まとめ

2歳時から活躍した早熟のスピード馬。反抗的なところをみせたというネット記事がある。本当であれば気性面からも短距離より

シスキンの血統

父First Difence

父にUnbridled‘’s Songを持つアメリカで走った短距離馬。4歳時にフォアゴーハンデ(ダ1400m)勝ち

母系

母系はアーモンドアイと同族 4代母Best in Showの娘が名牝 Sex Appeal(トライマイベスト El Grand Senorの母)である

シスキンの血統の魅力と導入の理由(想像)

社台スタリオンステーションが購入した理由としてこんなことがあるのではないかと想像している。

①母系のすばらしさ
②父デイープインパクト牝馬との相性を考慮
③日本で流行している血が多い
このあたりを頭に入れてシスキンの血統表をみていただきたい。

シスキンの血統表

マーキングしているのはディープインパクトと好相性を示している血である。あえてUnbrideled’s Songはマークを外した。(さほど好相性の血がないと筆者はみているため)

Seattle SlewとGone West

Seattle Slewは単独で好相性ではなくSecretariatとセットになると好相性。シスキン内には母父SecretariatであるGone Westが存在するので、Sir Gaylordのクロスと連動して好相性

ダンシングブレーヴ-Lyphard

ジェンティルドンナ キタサンブラックでおなじみ Lyphardクロス ディープボンドがディープブリランテ×キングヘイローで成功しているので、世代が進んでもLyphardクロスは有効。中でもダンシングブレーヴは≒Alzaoなのでディープインパクトとの好相性は必然。

Danzig

ディープインパクトと組み合わせると特にスピードが強化される。単独でいてもスピードを伝える。

Sir Ivor

Almahmoudと並ぶディープインパクトのスピード源

このようにディープインパクトとの相性のよい血がめじろ押しなのであるから、筆者としては納得の導入なのである。しかもシスキン自体が短距離馬であるので勝ち上がりに苦労する産駒多発という事態には陥らないと予想される。ただ流行の血が多すぎて強調している血がわかりづらいためアベレージ型になりそう。

シスキンの産駒予想

シスキンの産駒予想

アベレージ型で社台系からは芝短距離が その他からはダート短距離が中心になってくると思われる。その中でも注目の組み合わせがあるから結果を楽しみに待ちたい。

社台グループ牝馬との組み合わせ

サンデー系が多いので何につけてもそこそこスピードがある産駒は産まれてくると思われる。注目はディープインパクト牝馬でもちろん何頭かは回ってくると思われるが、前面でのクロスする血が多くならないように気を付けたい。Lyphard Hail to Reason Mr.Prospector Never bendは社台グループの牝馬内に多く入っている。

配合例 シスキン×マリアライト

以下はマリアライトとの組み合わせ。ダンシングブレーヴ≒Alzaoの5×4でLyphard Sir IvorまではつながるがMr.ProspectorやNever bendが5代目でクロスが並んでしまって強調しているポイントがわからない。

配合例 シスキン×スマートレイアー

社台の馬ではないがスマートレイアーのような配合はシンプルにダンシングブレーヴ≒Alzao強調で好印象

配合例 シスキン×アーモンドアイ

もしかしてこれをやりたいのか? El Gransenor=トライマイベスト Sex Appeal Best in showのラインクロス ないとは思うし、まさかとは思うがやったらすごい。

非社台グループ牝馬との組み合わせ

Mr.ProspectorとSeattle Slewの血を中心にクロスすることになるためにダート馬が多くなると思われるが、ディープインパクトとニックスの関係にあるキングヘイローは見逃せない

配合例 シスキン×ゼフィランサス

まとめ

シスキン産駒を予想してみた。流行のスピード血脈が多いので、アベレージ型種牡馬となりそうと予想。ダンシングブレーヴ持ち牝馬との配合は無難にまとまるので成功率が高いし、距離の融通性も持つことになりそう。

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