日本ダービー2021注目血統馬 アドマイヤハダル 一般のカナロア×ディープとは一味違う配合

日本ダービー血統注目馬 アドマイヤハダルを取り上げたい。ロードカナリア×ディープインパクトの配合は競争年齢を迎えた60頭の産駒がいるが 1億円以上を稼いだのが3頭。代表産駒はファンタジスト(京王杯2歳)で父母のイメージが与えるほど走っていない印象。アドマイヤハダルは母方の配合によって一味違う配合となっている。

一般的なカナロア×ディープインパクト配合のイメージと実際

一般的な配合イメージ

一般的なこの配合のイメージは多くの人の間ではこうではなかろうか?世界的マイラーのカナロアに良血ディープインパクト牝馬の配合でマイル路線でA級馬がゴロゴロ出る。

実際の成績

競争年齢を迎えた産駒は約60頭いるが、獲得賞金が1億円を超えたのはたった3頭。2億円越えは0。JRA重賞勝ち馬はファンタジストただ1頭 とイメージとの乖離は激しい

なぜ成績が上がらないか

なぜ成績があがらないか?父ロードカナロア×母父ディープインパクトまでではほぼアウトクロスとなっており主張するものがないから。

良血馬の例 サトノヴィーナス

サトノヴィーナスは名競争牝馬にして名繁殖牝馬エアグルーヴを3代母に持つ超良血牝馬だが、21年5月現在1勝止まり。1勝クラスで苦戦している。

クロスはNorthern Dancer 5・6・6×6・6・6 ほぼアウトクロス。ディープインパクト内の効果的なクロスTurn-to Sir GayloadやAlmahomoudは6代以降に消えている。Northern Dancerだけが残る形になると現代日本ではスピード不足に陥りがち。母がスピードに溢れていたり、名繁殖であったなら父ロードカナロアにはキングカメハメハ譲りの主張しないという特性があるので、母の能力をそのまま子に伝えることもある。しかし母サトノユリアは1勝馬であった。

アドマイヤハダルの配合は何が違う?

アドマイヤハダルは何が違うのか。その答えは母の配合である。実際にアドマイヤハダルの母、スウェアトウショウの配合をみていきたい。

スウェアトウショウの配合

母スウェアトウショウはLyphard Sir Gayloadのクロスでダンシングブレーヴを強調した配合。実はこれはディープインパクトの母父Alzaoも同じである。母スウェアトウショウはダンシングブレーヴのニアリー2×3ともいえる。強烈なクロスを持つ馬は強烈なクロスの馬の影響を子孫に強く伝える。これは数字的にも、実際にも確認されている当たり前のこと。クロス馬の血の比率は他の馬よりも高いので当然。スウェアトウショウの産駒はダンシングブレ―ヴの影響を強く受けるのである。

アドマイヤハダルの配合

ではアドマイヤハダルの配合をダンシングブレーヴを中心にみていきたい。ダンシングブレ―ヴはLypahrd(Northen Dancer)×Drone(Sir Gayload)というのを頭において血統表を見ていただきたい。

赤丸はNorthern Dancer 関係血脈 青丸はSir Gayload関係血脈である(Sir GayloadとSecretariatは兄弟でニアリークロス Aladaの母はSecretariatの全兄弟)

見事にダンシングブレ―ヴに血が集合していることがわかっていただけたと思う。

アドマイヤハダルの配合の分析結果

アドマイヤハダルの配合分析結果は

強調された血はダンシングブレ―ヴ Northen Dancer Sir Gayloadの血でまとめた配合。
Northen Dancerの構成されている血であるAlmahmoud Native Dancer Hyperionがしっかり押さえられ非常に強固な構造を持っている。スピードもスタミナもある優秀な配合と思われる

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