2018産世代限定リーディングサイヤー ダービーまで POGの参考に
2018産世代のダービーが終わり 世代が変わる。今週末から2019産世代新馬戦が始まる。
そこで2歳から3歳ダービーまでのリーディングサイヤーをまとめてみた。
目次
1位 ディープインパクト
主な勝ち馬 シャフリヤール(日本ダービー)
重賞勝ちが5つ 勝利数78と1位 ダービー馬を輩出と文句なし。2019世代が実質上のラストクロップだ。相変わらず良血馬が走っており、ベスト トゥ ベストの配合を選択してきたノーザンファーム活躍馬が多い。
2位 キズナ
主な勝ち馬 バスラットレオン(NZT)
重賞勝ちは2つにとどまったものの、勝ち馬数50 勝利数64は立派な成績。ディープインパクトの後継としてアベレージの高さはみせたが、大物が出ていない。
3位 モーリス
主な勝ち馬 ルークズネスト(ファルコンS)
勝ち馬数58はディープインパクトをおさえて1位。血統が重いのではないかという懸念もあったが、近年の最強マイラーの遺伝力を発揮しマイル路線で活躍馬を出した。いまのところ大物感のある産駒は少ない。2歳戦初期は苦戦していたが後半から勝ち鞍を量産してきた。アベレージタイプ。
4位 エピファネイア
主な勝ち馬 エフフォーリア(皐月賞)
勝ち馬数37はやや少ないが、昨年に続き今年もGⅠ馬を輩出してきた。一発狙い種牡馬の気配がただよい始めてきているが、Roberto系なので仕方ないだろう
5位 ドゥラメンテ
主な勝ち馬 タイトルホルダー(弥生賞)
重賞勝ちは1つ クラシック出走馬が1頭とやや寂しい結果になってしまった。現役時代の印象。華やかな血統。産駒前評判の高さからしてみると期待外れに終わってしまっている。母系のダイナカール一族はやや晩成なだけに今後に期待か。POG向け種牡馬ではなさそうな気配。
6位 ロードカナロア
主な勝ち馬 レイハリア(葵S)
重賞勝ちは1つ。超高額種付け料が話題になったくらいの馬なので 不振の世代と言われても仕方のない成績。アドマイヤハダルが皐月賞で善戦したくらいしか明るい話題がなかった。筆者の出資馬ドナテッラも未勝利。
7位 ルーラーシップ
主な勝ち馬 ワンダフルタウン(青葉賞)
ワンダフルタウンを筆頭に渋い馬を供給しつづけるいぶし銀サイヤー。いつの間にやら上位にランクインする実力派。
8位 ハーツクライ
主な勝ち馬 ヴィクティファルス(スプリングステークス)
重賞勝ちは2つ 産駒数が減ってきている中でも存在感はしっかりと示す。そろそろ高齢のため種付け頭数は制限していながらもTop10はキープしている
9位 キングカメハメハ
主な勝ち馬 ホウオウアマゾン(アーリントンC)
重賞勝ちは1つ 数年前から体調不良もあって種付け数は制限されている中で重賞勝ち馬がでている。立派のひとこと
10位 ゴールドシップ
主な勝ち馬 ユーバーレーベン(オークス)
ほぼユーバーレーベンの活躍でランクイン。配合がはまれば大物が期待できるが、勝ち上がり率が悪いことも判明。ゴリゴリのステイヤー傾向を示しており、今後は心配。
その他上位種牡馬の成績
14位 オルフェーブル
主な勝ち馬 ラーゴム
ゴールドシップ同様 勝ち上がりにこちらも苦戦
17位 スクリーンヒーロー
主な勝ち馬 クールキャット
Roberto系の難しさが集約