ディープブリランテ 種牡馬血統分析 産駒相性のよい配合を探る

先回はディープインパクトの配合傾向を探ったので、今回はその子ディープブリランテの配合傾向を探る

目次

ディープブリランテ自身の配合

血統

父はディープインパクト 母系は天皇賞馬バブルガムフェローを送るバブルカンパニーを4代母に持つ

ディープブリランテの配合

LyphardをクロスさせてAlmahmoud強調の父の血の流れを継続した配合。Lyphardは祖父サンデーサイレンスとの相性が大変よく、ディープインパクトもLypahrdを持つ。ディープインパクト産駒でもLyphardをクロスさせた活躍馬は多数いてジェンティルドンナが代表格。

ディープブリランテの競争成績

通算成績 7戦3勝 うち海外1戦0勝
主な勝ち鞍 日本ダービー 東京スポーツ杯2歳ステークス

先行力と持続力のある末脚が武器で、ディープインパクトらしい切れ味を見せる馬ではなかった。レースの上がり3F1位は新馬と不良馬場の東スポ杯のみ。斬れ負けする馬で2着・3着に惜敗するケースもあった。Bustedがクロスしたことと、母方にTurn-toの血脈がなかったことからディープインパクト産駒にしてはやや瞬発力に欠ける面があった。

種牡馬ディープブリランテの傾向

種牡馬リーディング

2016年初産駒出走 2017年以降4年連続で20位台をキープ

賞金1億円以上獲得した馬

21年6月現在 4頭/554頭血統登録

芝・ダートの傾向

圧倒的に芝優位の傾向であったが近年ダートよりになってきた

2017年 自身産駒最多勝の年で芝32勝に対し ダート7勝
2021年6月現在 芝5勝に対しダート7勝
近親で血統構成の似ているバブルガムフェローがダート向き種牡馬であったためダート優勢も不思議ではない

ディープブリランテの血統相性を探る

種牡馬ディープブリランテの代表産駒

モズベッロ (日経新春杯)
ミッキーブリランテ
セダブリランテス(ラジオ日経賞 中山金杯)
ラプタス(黒船賞 かきつばた記念)

 以上の4頭から傾向をさぐっていく

父ディープインパクトの血統相性

ここで代表産駒の血統解説の前に父ディープインパクトの血統相性を解説しておこう。
ディープインパクト自身はAlmahomoudを強調 Turn-toのスピードを補った血統。
活躍する産駒はLyphard Halo Sir Gaylord≒Secretariatのクロスを持つ馬が3代パターン。母方にHail to ReasonをもつNorthern Dancer 例えばSadler’s Wellsを迎えても成功している。

モズベッロの血統解説

モズベッロは母方にStorm Cat Haloを持つ 更にGone West内にSecretariatがあるので、ディープインパクトオールスターのような配合。そりゃ走るわ

ミッキーブリランテスの血統解説

ミッキーブリランテスは母方4代目にAlzao(父Lyphard)を持つ配合。LyphardクロスにSir Ivor Sir Gaylordを血に含むためスピードにみどころが出る配合。Lyphardそのもののクロスではないがその子Alzaoクロスなので ディープインパクトの成功パターンといえる

セダブリランテスの血統解説

セダプリランテスは母父がブライアンズタイムでHail to Reasonをクロスした配合。母系はキズナと同じPaciffic Princessの系統。父ディープインパクトの成功パターンをそのまま踏襲。

ラプタスの血統解説

ラプタスは母方にStorm Cat(母父Secretariat)にSeattle Slew(父母父Hail to Reason)をもつ配合。Secretariat と Seattle Slewの父方Bold Rulerを経由して Hail to ReasonとNorthern Dancerをつなげている。父ディープインパクトの成功パターンをそのまま踏襲。

まとめ ディープブリランテへの配合

ディープブリランテ産駒の活躍馬は父ディープインパクトの成功パターンを踏襲していることがわかった。わかりやすくいい馬なのであるが、ちょっと人気がない。一口はディープインパクトと同じ成功パターンであたりが出る確率が高い。ただ人気があまりないので募集かかるかな?

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