2021新種牡馬 アメリカンペイトリオット 血統分析 産駒の傾向を探る
ダーレーの新種牡馬 アメリカンペイトリオットの傾向を分析。明らかに瞬発力勝負に劣るタイプである傾向が出ている。
アメリカンパトリオットの方が日本人にはなじみやすい気がするけど。
目次
アメリカンペイトリオットの血統
アメリカンペイトリオットの血統
父はDanzig系 War Front 日本では産駒フォッサマグナ・トップソリストが活躍。 芝ダート兼用の短距離馬。やや早熟で不振に陥ると立ち直れない。アメリカではプリークネスステークスの勝ち馬が出ており、クラシックも走っている。Danzig系らしく一本調子の競馬が多い。
母父TiznowはIn Reality系日本ではパーフェクトケンがダートで活躍。母はWell Armed(ドバイワールドカップ)の全妹
アメリカンペイトリオットはNorthern Dancerが3代目と近いのが1番の特徴。母方はBold Ruller系が3本、うちSeattle Slewがクロスする。父父方NorthernDancerを強調 Danzig譲りのスピードが頼みの配合。
アメリカンペイトリオットの競争成績
アメリカで走って14戦5勝
芝のマイルG1 メーカーズ46マイルステークスの勝ち馬
どちらかというと良血を買われて日本で種牡馬入りという類の馬
アメリカンペイトリオットの産駒成績
初年度産駒賞金順位 17位 22年4月時点
重賞実績 ビーアストニッシド(スプリングステークス)
芝/ダート
全18勝中 芝で9勝 芝ダートとも互角
距離
1200m以下の距離で 全18勝中 2勝
スピード不足気味
脚質 はっきりと瞬発力が不足
芝9勝中 上がり1位を記録した回数はゼロ
アメリカンペイトリオットのランダム配合傾向
アメリカンペイトリオットでクロスしやすい血は以下
Danzig Lypahrd Nijinsky のNortern Dancer系種牡馬とSeattle Slew Mr.Prospector。
世代の関係からLyphard NijinskyをクロスさせるとNearcoが同じ位置でクロスすることになり、ずぶい、仕上がりが遅い馬が量産されそうである。ほとんどの馬はNorthern Dancerがクロスすることになると思われる。
また輸入馬であることからサンデーサイレンスを持たないため母父サンデーサイレンス系となることが多い。サンデーサイレンス直仔は少なくなっているのでNorthern Dancer持ちであろう。
Danzigがクロスされれば強調された血がはっきりするので、早熟性・スピードがある産駒が出ると思われる。
Mr.Prospector系のクロスもプラスとはいえず、ダート馬となると思われる。
早い時期は芝もこなしていくだろうが、3歳秋以降はダート1400くらいの下級条件で好走敗戦を繰り返す
アメリカンペイトリオットの配合ねらい目
Danzigのクロスでスピード・早熟性アップ
とにかくDanzigクロスがおすすめ。すでにブレスレスリーが勝ち上がっており、後出しのようになってしまった。
Danzig3×4にNorthern Dancer Almahomoud系の流れが明確になった仕上がり早の配合。
Northern Dancer Almahmoud以外のクロスを前面でつくらない
スプリングステークス勝ち 京都2歳ステークスを逃げて2着に粘ったビーアストニッシドなどが該当