2021新種牡馬 ドレフォン 血統馬券 仕上がり早い 新馬狙い打ち

新馬が始まって約1月 すでに3勝を挙げている新種牡馬ドレフォン。どんな馬なのか、どんな血統を買うのか予想していきたいと思う。

目次

ドレフォンの競争成績

ドレフォンはアメリカで競争生活を送った。

通算成績

9戦6勝 2歳から4歳まで 勝ち鞍は2歳時・3歳時・4歳時にありアメリカ血統にありがちな早熟性はあまりみられない。

距離はダ1400までしか経験がないので、スプリンターとは限らない。

主な勝ち鞍

ブリーダーズカップスプリント(ダ1200)
フォアゴーステークス(ダ1400)
キングスヴィショップステークス(ダ1400)

ドレフォンの血統

父Gio Ponti

父Gio Pontiはアメリカ UAEで29戦12勝とタフな馬であった。主な勝ち鞍はアーリントンミリオン(芝2000)マンノウォーステークス(芝2200)で芝の中距離馬。日本での主な産駒はスペードクイーンが芝の短距離で2勝をあげている。

ドレフォン内の主なクロス

Raise a Native4・5(父方)
Vice Regent = ヴァイスリーガル5・5(母方)
Northern Dancer 5×6・6

ドレフォンの血統印象

父が芝馬であったこと、Vice Regentの影響も強いことから芝・ダート兼用であった可能性は高い。距離適性はStorm Cat系なのでスプリントを使えばそれなりに成績を残すのだが、本質マイル~中距離である可能性は高い。
印象的なのは父方Raise a Naiveのクロスと母方Vice Regentのクロス。前者はMr.Prospectorラインクロス、後者はDeputy Ministerラインクロスを作る下地になっている。

ドレフォン産駒の傾向

仕上がり早さ

6月時点で新馬3勝をあげているので仕上がりは速い。新馬戦の成績は非常に優秀。今のところベタ買いしてもいいレベルにある。

芝・ダート

芝でもダートでも勝ち馬が出ている。芝ダート兼用でよさそう

距離

ダート1200 芝1400 芝1800で勝ち馬が出ており短距離もマイルから中距離もいけそう

ドレフォン産駒の活躍馬

ジオグリフ(母父キングカメハメハ) 札幌2歳S 芝1800GⅢ

ドレフォン産駒 配合の方向性

勝ち上がった3頭とその母父 生産牧場

ハイアムズビーチ 母父クロフネ ノーザンファーム生産
ジオグリフ 母父キングカメハメハ ノーザンファーム生産
フェズカズマ 母父ネオユニヴァース ノーザンファーム生産

見事にノーザンファームの生産 社台血統である。ノーザンファームの見通しの正しさにはただただ驚くばかりである。

勝ち上がった馬から血統ピックアップ

ハイアムズビーチ

Deputy Ministerのラインクロスが成立している珍しい形。Northern DancerもNearcticがおさえられており強調する馬の明確化という意味では大成功している。中距離型と思われる。母父クロフネはニックスである可能性が高い。

ジオグリフ

Mr,Prospectorのラインクロスが成立している形。それにノーザンテースト≒ヴァイスリーガルが絡んでいる。

ドレフォンの配合でおすすめ

ドレフォン自身の印象的なクロスである、Raise a Native Vice Regentを活かすために前者はMr.Prospector後者                                 はDeputy Ministerをクロスさせるのがおすすめ。同時にクロスさせても大きなマイナスにはならないと思う。
母父クロフネは積極的に狙ってみたい。

ドレフォン産駒馬券戦術

新馬は目を瞑って買いでいい。現在のところ9戦3勝 2着1回 3着1回の超好成績である。ノーザンファーム産であればなおよしというところ。まだ多くの人のイメージはダート短距離馬であると思われるので芝のマイル以上でおいしい馬券になるかと思われる。

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