2021新種牡馬 イスラボニータ 産駒傾向分析 芝1200/1600向き先行馬が多い

21年新種牡馬 イスラボニータの分析 初年度サイヤーランキングは13位 勝ち星は16勝となった。
産駒は先行脚質が多く、父の脚質を受け継いだ形が多い

イスラボニータの現役時代

通算成績

25戦8勝 2歳~6歳まで息の長い活躍をみせ、1400~2000m 芝を中心に使われた。

主な勝ち鞍

皐月賞 芝2000 マイラーズカップ 芝1600 阪神カップ 芝1400

脚質

先行あるいは先団の一角につけて 先に抜け出して押し切るのが勝ちパターン。後方から差しに回ると差し届かないケースが多数みられた。25回のレースのうち上がり3F 最速を記録したのは1回だけで、しかも出遅れて無理やり追い込みに回ったレース。

イスラボニータの血統

クロスはIn Reality4×5 

血統の印象

父フジキセキは異系の集合体のような血統構成で、クロスが少なくなる傾向が強い種牡馬であった。母イスラコジーンは流行の血が多数ある血統構成。クロスが前面で発生しやすい血としては3代目Halo,4代目Mr.Prospector,5代目Turn-to Almahmoud Grey sovereign Princequillo Sir Gaylord In Reality Northern Dancer。
このうち、そのクロス馬の父がクロスになりづらく、その血が主役になりきれないためあまりクロスが成功しづらい馬はMr.Prospectorと In Reality

父フジキセキ産駒の成功パターン

フジキセキ自身の異系を活かした配合

フジキセキ産駒は70頭の獲得賞金1億円超えの馬が出ているが、ほとんどがアウトクロスとなっている。アウトクロスの中にサンデーサイレンスとNorthern Dancerの組み合わせで発生するAlmahmoudをシンプルに強調しやすいためだと考えられる。

Haloを活かしたパターン

母父タイキシャトルが成功するのはHaloをクロスするパターンが多い。フジキセキ産駒でもエイジアンウインズなどが活躍

産駒の傾向

2019年産駒の成績(2歳戦終了時)

サイヤーランキング13位 勝ち馬率.237 アーニングインデックス1.24
59頭デビューで勝利数は16勝 2勝馬は2頭 朝日杯に2頭を出走させている。

芝・ダートの傾向

芝で10頭が勝ち上がっており、12勝 芝向きの傾向がはっきりと出ている。

脚質・上がりの速さ

芝で勝ち上がった10頭のうち、良馬場かつ4角6番手以降から差し切って勝利した馬は3頭。
逃げ先行の方が優位のよう

距離

芝1200・1600で10勝 短距離傾向がはっきり出ている

根幹距離・非根幹距離

芝12勝中 10勝が根幹距離で勝利 根幹距離指向が強い

競馬場別勝利数(芝)

中山4勝 阪神3勝 東京0勝 中京0勝 他5勝
東京の決め手勝負に分が悪い傾向がはっきり。


父同様に芝向き 短距離向き 根幹距離に強い

イスラボニータ産駒活躍する血統傾向

①Halo・サンデーサイレンスのクロス

活躍しやすいクロスはHalo・サンデーサイレンスの親子1択となりそう。産駒4代目からHaloはラインクロスとなりうること、Halo自身がスピードがあること、HaloはAlmahmoudを含むため同じくAlmahmoudを含むNorthern Dancerが一緒にクロスしてもプラスになることが理由である。Haloの祖父Turn-toを増幅すれば大物マイラーで一発もありえる。ブルパレイがHaloのクロスをつくっているパターン。

②Northern Dancerをクロスし、他のクロスを前面でつくらない

Northern Dancerのみを多重クロスして 父同様にAlmahmoudの強調にすること。しかし、クロスしやすい血がたくさんあるため相当繁殖牝馬を選んでしまう。ニシノレバンテのようなパターン

新馬勝ち ニシノレバンテ 7/5加筆

まとめ

イスラボニータはコンスタントに活躍馬を出すとはいえない血統構成とみていたが、そこそこ走る産駒を出してきている。ただ、血統傾向ははっきりしておりHalo・サンデーサイレンスのクロスが優位である。そして競馬場では中山がねらい目である。

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