種牡馬分析 キズナ 成功パターンはSecretariat・Haloのクロス

大種牡馬ディープインパクトの後継争い 一歩抜け出した感のあるキズナ 成功パターンを探る

キズナの競争成績

通算成績・GⅠ勝ち

通算成績 14戦7勝 日本ダービー

年齢ごとの成績

2歳時 3戦2勝 
3歳時 6戦4勝 日本ダービー 京都新聞杯 毎日杯 ニエユ賞
4歳時 2戦1勝 産経大阪杯
5歳時 3戦0勝

距離適性

3歳時まで 1800m~2400m
古馬になってから 2000mでの1勝のみ
3200mの天皇賞春は2回出走 2回ともに惨敗しており長距離適性はなかった。

脚質

差し・追い込みを得意としており、国内で走った12戦中11戦で上がり最速、または2位 唯一2位以内を外したのは5歳時の天皇賞春で距離適性も向かなかったレース。
ちなみに父ディープインパクトは国内レースの全てで上がり最速を記録している。

キズナの血統

父ディープインパクト

父ディープインパクトは日本三冠馬にして説明不要の大種牡馬。サンデーサイレンス晩年の最高傑作。 コントレイル(3冠) ジェンティルドンナ(JC 牝馬三冠)などを送る。

母キャットクイル

母キャットクイルはナリタブライアン(3冠 有馬記念)ビワハヤヒデ(天皇賞春など)の出身Pacific Princessの系統。キズナの姉に桜花賞馬ファレノプシス(父ブライアンズタイム)がいる。Donatello My Babuなどスタミナ豊かな構成の牝系になるので、活躍馬は距離の融通性が高かった。しかし、キズナ自身は天皇賞春2回に惨敗しており、母系の影響というより母父Storm Catらしさが出ている。

ディープインパクト×Storm Catのニックス

ディープ×Storm Catはいわずとしれたスーパーニックスで活躍馬多数。Storm Catの代が下がっても有効に働くニックスである。力の源泉は父ディープインパクト内のSir GaylordとStorm Cat内のSecretariatが兄弟でその父の血統構成も似ていること。
代表産駒は当馬の他、リアルスティール(ドバイターフ)など多数

キズナの血統解説

先に述べたようにディープインパクト×Storm Catのニックス配合。母の母方はDamascus×Donatelloで完全に異系でニックスのよさを強調している。Donatelloは6×5のクロスになっておりスタミナ勢力としてアクセントになる。それでも2400mまでで3000m超えのレースに向いているようには思えない。

キズナの世代別種牡馬成績

2017年産 2位 ディープボンド アカイイトなど
2018年産 5位 ファインルージュ ソングラインなど
2019年産 8位

キズナの代表産駒

産駒のGⅠ勝ち:
アカイイト(母父シンボリクリスエス)エリザベス女王杯

ディープボンド (母父キングヘイロー) 阪神大賞典 京都新聞杯 2着 天皇賞春 
マルターズディオサ (母父Grand Slam) チューリップ賞 紫苑S
ビアンフェ (母父サクラバクシンオー) 函館スプリントS 函館2歳S
バスラットレオン (母父New Approach)ニュージーランドT
ソングライン (母父シンボリクリスエス) 富士ステークス

キズナの配合成功パターン・産駒傾向

代表産駒からみても父ディープインパクトの特徴を強く受け継いだ配合が成功していることがわかる。ディープインパクトはLyphard Secretariat≒Sir Gaylord Halo-Hail to Reasonのクロスで成功馬が出ていたがキズナに関しても同じ傾向が出ている。Lyphard単独クロスでの成功馬はまだ出ていないが、ディープボンドはHaloとLyphardを両方クロスしている。

①Halo サンデーサイレンスのクロス

アカイイト・ディープボンド・クリスティ・ソングラインなどが該当 Almahmoud と Hail to Reasonを含むHalo サンデーサイレンスをクロスすると、多重クロスとなることの多いNorthern DancerとHail to Reason とをつなぐ役割を果たす。その血が最前面に出ることになると強調している血がはっきりすることになるので、活躍の確率が上がる。 

②Secretariat ≒ Sir Gaylordのクロス

マルターズディオサなどが該当
Northern Dancer と Secretariatを同時にクロスさせることによってStorm Catを再現している配合。ディープインパクト×Storm Catニックスの源泉となるクロスを継続強化していくことになる。

Seattle Slew持ちは大化けの可能性あり

派生する形としてSeattle Slewを母方にもってくるとSecretariatとBold Ruler共有すること、Hail to Reasonを持つことになるのでより結合が強固になる。ファインルージュなどで実績あり。

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