コナブラック勝ち上がり お待たせキタサンブラック産駒初勝利
キタサンブラック産駒 コナブラックが勝ち上がった。キタサンブラック産駒はJRA初勝利。ここから波にのっていけるか
目次
コナブラックの勝ったレース
コナブラックの勝ったレースは小倉1800芝 未勝利戦
LAP 12.5 – 11.3 – 12.6 – 12.9 – 12.2 – 12.0 – 11.9 – 11.9 – 12.1
残り5Fからジリジリと競り合うロングスパート合戦を制した
コナブラックは4番手から4コーナーで外に持ち出して差し切った。センスのある競馬と思う。
2歳未勝利にしては厳しめのロングスパートの流れを余裕をもって差しきった父譲りのスタミナも評価が高い。
父キタサンブラックは逃げ・先行からロングスパートで押し切るレースを得意としていた。
コナブラックの血統
コナブラック 名前の由来
コナはハワイ島西部の地名。コーヒーの産地として有名。ハワイ土産としてコナコーヒーが有名。コナブラックはコナコーヒーのブラックの意味。母はコナブリュワーズでコナビール工場の意味。存在するビール会社、コナブリューイングカンパニーのことをさしていると思われる。ハワイ関連の名付けなので金子さんの馬かと思いきや母も息子もサンデーレーシングの馬。
コナブラックの血統評価
サンデーサイレンスの3×4 Hail to Reason5×7 ノーザンテースト≒Vice Regent の5×5 が前面のクロス。Northern Dancerは父方3本 母方5本。サンデーサイレンスにはHail to ReasonとAlmahmoud(Northern Dancerの祖母)を含むのでそのクロスはHail to Reason系とNorthern Dancer系をつなぐ役割をする。そのためこの配合でサンデーサイレンスのクロスはプラス効果が大きい。そしてNorthern Dancer系の中でスピードよりの血であるノーザンテーストをクロスしているのがポイント。持続力に長けた父の特徴を引き継ぎつつスピードの補給に成功した。
ノーザンテースト≒Vice Regent はダート適性も高く出ることが多いため、ダートを走らせても楽しみ。
キタサンブラック配合のおさらい
キタサンブラックはやや瞬発力に欠けるところがあるので、スピード・瞬発力を強化した配合を狙いたい。
ブラックタイド=ディープインパクトを強調する。ノーザンテーストを強調するのがよさそう。