名種牡馬紹介:Halo 現在の日本競馬の最有力キーホース
現在の日本競馬で最も成功するクロスHaloについて取り上げていきたい。
目次
Haloの血統
父 Hail to Reason
父Hail to ReasonはTurn-to系の種牡馬 日本では産駒のRobertoとHaloの子孫が分岐を伸ばしている。北米リーディングサイヤーを獲得するほどの名種牡馬。
母系
母系は大変優秀な母系でAlmahmoudの孫にNorthern Dancerがいる。母Cosmahの産駒に種牡馬として輸入されたファーザーズイメージ。
Haloの競争成績
アメリカで2~5歳まで競争生活を送り31戦9勝。クラシック出走歴はなし。ダートでひといきだったため芝のレースにも出走。芝9.5HのユナイテッドネーションズHでGⅠ初制覇している。
Haloの気性
気性が激しいことで有名なHalo様々なエピソードが残っている。
〇人を襲うため、口かせをはめられている写真が出回っている
〇今まで去勢されなかったのが不思議と調教師が言っていた
〇厩務員を押し倒し踏みつぶそうとしたことがある
〇近寄る小動物を攻撃していた
〇息子サンデーサイレンスはレース中に他の馬に噛みつきにいっている
Haloの種牡馬成績
2度の北米リーディングサイヤーを獲得するなど種牡馬として大成功
主な産駒
Devils’ Bag
Glorious Song(Sing Spealの母)
サンデーサイレンス
Southern Halo
Goodbye Halo(キングヘイローの母)
Haloのクロス効果
父Hail to Reasonと母母Almahmoudをつなぐ役割を果たすことが多い。AlmahmoudはNorthern Dancerの祖母であるためHail to ReasonとNorthern Dancerをつなぐことになる。HaloとNorthern Dancerの組み合わせではNearco Almahmoud Pharamond=sickleを共有しており非常に相性がよい組み合わせとなっている。
スピード強化が顕著にみられる上に日本的な瞬発力勝負にも滅法強い。
機動力(自ら動いてレースを制する能力、中山競馬場のような小回りコースで威力を発揮することが多い)の強化も見られる。
Haloクロスの代表馬
ヴィクトワールピサ
サトノダイヤモンド
ユーバーレーベン など多数
Haloまとめ
HaloはHail to ReasonとNorthern Dancerをつなぐスピードの血である。この二つの血は現在の日本競馬では圧倒的多数はであるため、Haloをクロスさせるとかなりの確率で産駒が走ることになる。