フェアリーステークス2022回顧 ライラックは着差以上の強さ

フェアリーステークス2022 ライラックの末脚の破壊力が目立った1戦 クラシックへの参考レースとして回顧しておく。

目次

フェアリーステークスのレース動画

フェアリーステークスのレース展開

ラップタイム

12.4 – 11.3 – 11.8 – 12.1 – 12.3 – 11.8 – 11.6 – 11.9 1:35.2
前半4F 47.6秒 後半4F 47.6秒 上がり3F 35.3秒

レース展開 ほぼイーブンペースで流れた競馬 

フィールシンパシー ウラカワノキセキが先手を奪い合う展開となったが、3F目からのペースはそれほど早くない。5F目に12.3秒がきており、先行馬も楽が出来ている展開のはずである。

このペース、この外不利のコース形態において、最後方からライラックの差し切り。勝ち馬が目立つレース。

1着 ライラックについて

ライラック 出遅れ 無理に押していかず最後方から。 ややスローな展開の中、外を捲って4角先頭に並びかける。最内スターズオンアースをクビ差しのいで完勝。周り位置から相当能力差がありそう。
上がりは時計2位だが、ポツンから最後直線に賭けて11着に敗れた馬に0.1秒差なので実質1位。

「気難しく、テンションの上がりやすい馬です。ゲートに入る前は落ち着いていましたが、中ではイライラして、出遅れました。二の脚も速くありません。今回は脚を溜めていく形でしたが、流れも良く、3コーナーの手応えはものすごく良かったです。 早く動きたくなかったので、外を回ることになりましたが、直線はすごい脚でした。クラシックを狙える馬だと思います。体は小さいですが、心が強い馬です。落ち着いて走れば、良い脚が使えます。楽しみですね」Mデムーロ

2着 スターズオンアースについて

スターズオンアースは好スタート 控えて中段最内からレースを進める。直線に入ってやや前が詰まり進路を探す羽目に。内をこじ開けて伸びてきたが、外から伸びたライラックほどのインパクトは残せなかった。内枠、最内でレースしており、中山1600のこのレースで最も有利に運べた馬の1頭である。
器用なタイプであり、馬券の紐穴には買っておきたい馬

テイオーシャルマンのポツンについて 横山和生

中山1600でポツンはないだろうが 和生 結局ばてた馬をかわしただけで11着 上がり1位を記録してしまう

コメント「後ろからになりましたが、直線で仕掛けてからも反応しましたし、芝の走りも良かったですよ。今後芝でも渋った馬場なら面白いかもしれません」だそうだ。ポツンは受け継がれていくのか?

レースの内容まとめ

1着ライラックの豪脚が目立った1戦。クラシックに出てくるのは間違いないだろうが、このあとどこを使うのか。誰が乗るのか非常に興味がある。ミルコはサークルオブライフに乗ると思われる。ライラックは決して乗りやすい馬にはみえないので乗り替わりのジョッキーが苦労しそう。個人的には池添で決め打ちしてもらいたいし、1回トライアルで負けておいて欲しい

2着スターズオンアースは今回は押し出された1番人気の印象。相手が揃っている方が馬券として狙いやすい馬。

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