ニックス検証 ディープインパクト×ダンシングブレーヴ
筆者自身はもっと良い成績を上げると思っていたが、社台のディープインパクト 日高のダンシングブレーヴの馬産地の違いの壁は厚かったニックス ディープインパクト×ダンシングブレーヴを検証していきたい
目次
ディープインパクト×母父ダンシングブレーヴの実績
これまでデビューした産駒 7頭中 獲得賞金1億円超えが3頭いる素晴らしい実績。であるが、血統に詳しい御人方からはおいおいちょっと待て、という突っ込みが入るだろう。何をかくそうこの1億円以上稼いだ3頭は全てエリモピクシーの子だからである。以下は代表産駒 サトノルパンの血統表
母父父ダンシングブレ―ヴでの実績
ではダンシングブレーヴが1代下がったところでもニックスといえる成績があるのか?答えはあるのである。28頭デビュー中3頭が獲得賞金1億円越え。スマートレイアーも該当している。3頭はすべてが母父ホワイトマズルであり、ホワイトマズルがニックスといってもよい。ちなみに母父ホワイトマズルは13頭デビューでこの成績
母母父ダンシングブレーヴの実績は
9頭がデビュー 1頭が獲得賞金1億円以上 これもニックスにふさわしい成績。
ニックスといえる所以
ディープインパクトの配合の成功3パターンのうち2つ ①Lyphardをクロスさせる ②Sir Gaylord≒Secretariatをクロスさせる がお手軽に成立するのがダンシングブレーヴなのである。
母父キングヘイローは
キングヘイローはディープインパクトの配合成功3パターン全てを持つ馬であるが、母父キングヘイローでは血が濃すぎるせいか成績は悪い。LyphardとHaloが同時にクロスするパターンで相性がよくとも不思議ではないが今までの所いまいち 5頭がデビュー 最も活躍しているのが、2勝クラスで奮闘中のスマートクラージュ。
キズナ×母父父 ダンシングブレーヴは
父方の世代交代はどうだろうか?ディープインパクト産駒の中で種牡馬実績があがってきたキズナはどうだろうか? 6頭がデビューして 1億以上稼ぎだした馬は1頭 ディープボンドである。
まとめ
ディープインパクト×ダンシングブレーヴの配合はハイアベレージで1億越えの馬が出るニックスといっていい。
ダンシングブレーヴが1代下がっても限定的ながら相性はいい。母父ホワイトマズルは要注意