コントレイル今後のローテ・競争生活引退後 種牡馬コントレイルを予測する。

気の早い話であるのは間違いないが、コントレイルの引退後を予測する

目次

コントレイルの競争成績について

2歳時 3戦3勝 ホープフルS 東スポ杯2歳ステークス
3歳時 5戦4勝 クラシック3冠 神戸新聞杯
4歳時 1戦0勝 現役続行中

ここまでの筆者の独断で選ぶベストパフォーマンスは日本ダービーである。間違いなく強いのは認めるが、ディープボンドにしっかり守られて直線抜け出すというチームプレイ臭がプンプンするのが残念。陣営が自分の馬の評価を下げている感は否めない。

コントレイルの血統について

コントレイル自身はディープインパクト × Unbrideled’s Song牝馬の組み合わせ。この組み合わせは一部メディアと一部の血統論者の間では高確率のニックスともてはやされているが、22頭の血統登録(競争年齢に達したもの)のうち2頭が1億円以上。2頭が重賞勝ち馬である。ディープインパクト産駒の重賞勝ち率は約8%であって有意な組み合わせとはいいがたい。 内1頭はコントレイルで別の要因で走っているためむしろプラスではない配合かもしれない。
ではコントレイルの力の源泉はどこかというと5代血統表からは消えているが、Lyphard4×6 ディープインパクト×Storm Catのスーパーニックスに6代目Seattle Slewが関与するという ディープインパクトへの成功パターンを2つ積み上げた配合である。そして母内でクロスしていたFappianoにはほとんど触れなかったため影響が強くなることを避けられたのがこの馬の活躍できた要因の一つであると筆者は考えている。
ただこの血が全体傾向と異なっていることが古馬になって一流でいられるのかというところに疑問がついてしまうのである。ディープインパクト×Unbrideled’s Songのもう一頭の重賞勝ち馬ダノンプラチナは2歳で朝日杯を勝ったまではよかったが古馬になってさほど活躍できなかったのも気になるところ。実際コントレイルが3歳秋以降すごみを感じられるようなレースをみせられていないことも大いに気になる。

スタミナはこれといったスタミナの血を持っていないので、マイル~2000mが得意の馬であろう

コントレイルの今後のローテについて

4歳の秋は天皇賞秋にぶっつけ、無事ならJCから有馬記念 というローテが発表になった。
天皇賞秋は無難な選択であると思うのであるが、次はJC? 香港で2000mのような気がするのは筆者だけではあるまい。
天皇賞秋 → 香港 → 引退という路線もありえる。

種牡馬コントレイルへの成功配合予想

LyphardかStorm CatかHaloかという選択になってくると思われる。又は同時にクロスさせることも考えられる。どんな牝馬を配合してもそれなりに走るとは思うが重賞級を狙うとStorm Cat持ちがよさそうである。ディープインパクト×Storm Catは代が進んでも効果が高そうなのでそこを狙っていきたい。ただあまりMr.Prospectorに触れるとよい結果が出ない気がする。基本的にはキズナの成功パターンを狙っていけばよさそうではあるが、キズナよりも狙いは絞れない気がする。

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