種牡馬分析リオンディーズ 血統・産駒の傾向 成功配合パターンをさぐる

エピファネイアの弟 リオンディーズの種牡馬分析 よく走る配合 産駒の傾向を探る。エピファネイア同様にHail to Reason Turn-toを増やせるかがポイント

リオンディーズのプロフィール

父キングカメハメハ

父キングカメハメハは本邦リーディングサイヤー。サンデーサイレンス没後リーディングを獲得したものの、サンデーの息子ディープインパクトにリーディングを奪われて後2位を続ける。代表産駒はアパパネ(牝馬3冠)ドゥラメンテ(皐月賞・ダービー)ラブリーディ他多数

母シーザリオ

母シーザリオはオークス馬 アメリカンオークスも制しており日米オークス馬と呼ばれている。競争成績もさることながら繁殖成績もすばらしい。
産駒にはエピファネイア(菊花賞 JC) サートゥルナーリア(皐月賞 ホープフルS)の2頭のクラシックホースを含む重賞活躍馬も多数

名前の由来

シェイクスピアの作品 十二夜の中に登場するシチリア王の名前
母シーザリオ産駒はシェイクスピアに由来する名前を与えられている。

リオンディーズの競争成績

通算成績 5戦2勝 朝日杯FS勝ち
2歳時 2戦2勝 朝日杯FS
3歳時 3戦0勝 弥生賞2着 皐月賞4着入線 ダービー5着
    その後菊花賞を目指して神戸新聞杯を叩くつもりが、故障を発症しそのまま引退
ベストレースは朝日杯FS 武豊のGⅠ完全制覇の記録がかかったレース 武豊騎乗のエアスピネルをかわして1着でゴールイン。空気を読まないイタリア人にやられた(ミルコデムーロのこと)との冗談が武豊の口から出ている。

LAP 12.5 – 10.8 – 11.4 – 12.6 – 12.7 – 11.9 – 10.8 – 11.7

競争馬 リオンディーズの特徴

いきたがる気性をうまくおさえることが出来れば、爆発的な末脚を繰り出す。シーザリオ一族に共通するのであるがこわがりでかかりやすい。スタミナはあるので少々はかかっても平気である。
ダービーは追い込みに回りながらも最後止まっており、長い脚を長く使うというよりも上がり3Fで一気に決着をつけたいタイプである。朝日杯FSのラップをみても瞬間的に速い脚をつかって差し切っている。

リオンディーズの血統 血統解説

Nureyev ≒ Sadler’s Wellsのニアリークロスの中でNorthern Dancer – Almahmoud Hail to Reasonをクロスさせて血の強調を明確化した配合なのであるが、余分だったのがNijinsky 6×5。このクロスはその父Northern Dancerとの間で位置の逆転が起こってしまっていることと前述のSadler’s Wellsと同じくNorthern Dancerの息子であるため、どちらが中心なのかわからない配合になってしまった。とはいえ、全体の傾向は一致しており決して悪い配合ではない。超一線級に入ると見劣りしてしまうという範囲である。
Sadler’s Wells Nijinskyと日本の軽い馬場での実績に乏しい血が全面にクロスしているのにもかかわらず爆発的な末脚の源泉となっているのはなにか? Hail to Reason Turn-toのクロスである。母母内に存在するSir Gaylordの父Turn-toが存在することによって爆発的なスピードが産まれていると考えられる。

リオンディーズの世代別種牡馬成績(21年9月現在)

2018年産 10位 リプレーザ(兵庫チャンピオンシップ)
2019年産 14位

リオンディーズ産駒の特徴

決め脚

レースの上がり上位を記録して勝利する馬が多い。差し脚自慢が多い

距離

マイル前後の距離での好成績が目立つ

芝ダート

芝の方が勝ち鞍は多いが、決してダートが苦手というわけではない。血統からみてもダート中距離適性は高いはず

種牡馬リオンディーズへの配合ポイント

リオンディーズのスピードの源泉と思われる Turn-toを刺激するのが最も効率がよい。
サンデーサイレンスのクロスはHail to ReasonとNorthern Dancerをつなぐスピードの血であるためプラス要素。
Nijinsky Northern Dancerを前面でいじるとスタミナが強くなりすぎる懸念がある。ただしSadler’s WellsはHail to Reasonを含むためうまくスピードを開花できれば優秀な産駒が産まれる可能性があるものの日本の芝実績には乏しいので積極的にクロスさせない方がいいかもしれない。
Northern Dancerは高確率でクロスするため スピードを引出すNearcticのクロスが有効。

リオンディーズ産駒の活躍馬と血統傾向 ①リプレーザ

サンデーサイレンスのクロスと一緒にSir Gayloadをクロスし、Turn-toを強調した形のリプレーザ。赤丸部がTurn-to系の血脈になる。Turn-toが5本入ったことと母方にNorthern Dancerがないことがスピード優位の配合となった。芝・ダート兼用で活躍している。ダート適性が高いのはMr.Prospector Buckpasserの影響。

リオンディーズ産駒の活躍馬と血統傾向 ②アナザーリリック

サンデーサイレンスのクロスと一緒に Sir Gayload≒SecretariatをもってきてTurn-toを強調した形。更に当馬の場合は母母方にNearcticがありNorthern Dancerのスピードアップに成功している。強調しているのも母母方ポップスであることが明確。芝向きのスピード、切れ味を備えた配合

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