サトノダイヤモンドの産駒予想 傾向 成功配合にせまる 一口馬好配合も掲載

2022年 期待の新種牡馬 サトノダイヤモンドの産駒予想 傾向 成功配合について予想していきたい。
血統としてはHaloの多重クロスを持つディープインパクトの子であるので期待が大きい。

目次

サトノダイヤモンドのプロフィール

ディープインパクト
母マルペンサ(By Orpen)
GⅠ勝ち 菊花賞 有馬記念

サトノダイヤモンドの競争成績

通算成績 18戦8勝
2歳時 2戦2勝
3歳時 6戦4勝 菊花賞 有馬記念 神戸新聞杯 きさらぎ賞
4歳時 4戦1勝 阪神大賞典
     凱旋門賞等フランスで2戦 いずれも敗戦し調子を崩す
5歳時 6戦1勝 京都大賞典

筆者の選ぶベストパフォーマンスは菊花賞とした。
道中スローで流れ、上りの決め手勝負になったレースであるが、余裕をもって先に抜け出した脚と最後まで止まらなかったという点をポイントにあげたい。

サトノダイヤモンドの競争馬としての特徴

距離適性

1800m~3200mまでのレースに出走
折り合い面での心配が少ないのでデビューから一貫して長めの距離を使われてきた。
菊花賞・阪神大賞典の勝利から長距離適性も高いように見えるが、天皇賞春でキタサンブラックに惨敗していることから決してステイヤーではない。マイルから2400mくらいまでが適距離に見えるが、本質的には2000m前後のスピードと瞬発力の両立が求められるレースがベストではなかろうか。

脚質

好位につけて速い上がりタイムで差し切るのが勝ちパターン。フランス遠征で調子を崩す前は全てのレースで上がり1位~3位。この上がりで好位につけているのであるから同じレースに出走している相手にとってはかなり厄介な相手である。まとめるとこの馬の武器は高いスピード、位置が取れるレースセンスと速い上がりの脚ということになる。

重馬場適性

新馬戦で重馬場で勝利しているものの、基本的には苦手という解釈でよいと思う。重馬場に限らず、高速上がりが使えない状況になると弱さをのぞかせる。

成長

2歳戦から活躍できる仕上がりの早さがある

サトノダイヤモンドの血統解説 血統分析

Haloの3×4・5を中心にTurn-to と Northern Dancer – Almahmoudをうまくくっつけた配合。HaloはTurn-to と Almahmoudの両方を持つためHaloのクロスは日本で流行の両者をつなぐもので、今一番日本で走るクロスといっていい。他に全面ではクロスはなく比較的シンプルな配合といっていい。Danzig系牝馬×サンデーサイレンスでスピードはしっかりと伝えているのも好印象。ディープインパクト産駒の中でもかなりスピード能力は高いと思われる。
スタミナは母方Buckpasser Hoist the Flagがありまずまず備えている。

サトノダイヤモンドの種牡馬成績

2022年から種牡馬デビュー
2歳戦開始1週目からダイヤモンドハンズがデビュー勝ち

種牡馬サトノダイヤモンドの特徴

クロスしやすい馬

日本で種牡馬入りしているので、最もクロスしやすい血はサンデーサイレンス、Halo親子が断然。
次いでDanzig LyphardをはじめとしたNorthern Dancer系種牡馬。次にAlydarを経由するRaise a Native.

産駒の血統構成

ディープインパクト内にTurn-toのクロスがある、サトノダイヤモンド内にHaloクロスがあるためサンデーサイレンスとHail to Reasonを同時にクロスさせると ラインクロスと同等に扱えると予想できるのが一番のセールスポイント。Hail to Reasonが欠落したとしてもHaloが4本以上あるので主張が明確になっていれば大きな問題とはならないと思われる。
ヨーロッパ系のSadler’s Wellsを含むNorthern Dancerてんこ盛り血統牝馬が相手となってもAlmahmoudが多数派となるのである程度のスピードが確保できる。
Raise a Nativeがあまり高い位置でクロスしてしまう繁殖牝馬をむかえると主張が不明瞭になってしまうので注意が必要。

産駒の特徴

安定してHalo Almahmoudのスピードを伝えられた産駒が現れると予想される。開花も早く2歳戦から活躍できる馬も多数でると思われる。

一口馬での注目配合を以下にみておこう

注目配合①ムーンダイヤモンド ムーンエクスプレスの20(ローレル)

サンデーサイレンスの3×4を起点にHaloもクロス 残念ながらHail to Reasonはクロスにはなれなかったがスピードは十分。6代目に並ぶNorthern Dancerとの結合はAlmahmoudを通じてしっかりと行われている。さらにこのNorthern DancerはNearcticを含むラインクロスとなっており、他の馬とは一味違うスピードがありそう。
無事に育成が進めばマイル戦線での活躍も夢ではなさそう。

注目配合②ウインミレーユの20

こちらはサンデーサイレンスの3×3でHalo Hail to Reasonのラインクロスを形成、ステイゴールドの母方のAlmahmoud Mahmoudが強烈にサンデーサイレンスを主張させている。ただ近親度が強すぎるのでうまく育ってくれるか注目。

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1件のコメント

  • 素人目線だと、サトノダイヤモンドと母父キングヘイローの配合クソ強そう

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