注目血統馬:イクイノックスは母父キングヘイローのキタサンブラック産駒

新馬戦を楽勝で勝ち上がったイクイノックス。勝ちっぷりもさることながら血統も注目。キタサンブラックの成功産駒の特徴をずばりととらえた好配合
目次
イクイノックスのプロフィール
父キタサンブラック
父キタサンブラックはJRA年度代表馬 JC 菊花賞 天皇賞春秋 有馬記念 大阪杯を制覇 JRA歴代賞金王
種牡馬としては2021年から産駒デビューの新種牡馬
母シャトーブランシュ
母シャトーブランシュは 25戦4勝 GⅢマーメードステークスの勝ち馬 マーメイドステークスではマリアライトをほぼ最後方から追い込んでかわしている。はまった時の末脚の破壊力はすさまじいものがあったが、なかなかはまらない追い込み馬の宿命も背負っていた。産駒にヴァイスメテオール(ラジオNIKKEI賞勝ち)がいる。
母父キングヘイロー
母父キングヘイローは今大ブレーク中の母父種牡馬。 Halo Drone Lyphardを持っているためスピードが伝わりやすい血統構成。
イクイノックスの競争成績
通算成2戦2勝
東京スポーツ杯2歳S 東京芝1800
LAP 12.8 – 11.4 – 12.0 – 12.4 – 11.7 – 11.6 – 11.0 – 11.9 – 11.4
イクイノックスは後方からじっくり構える競馬。残り5Fからペースが上がっているがこれはアルナシームの暴走によるものでレース全体としては残り3Fからの上がりの競馬。イクイノックスは坂上からルメールの仕掛けにすっと反応。楽に抜け出して2連勝となった。
新馬戦 新潟芝1800m
LAP 12.8 – 11.5 – 11.8 – 12.2 – 12.2 – 12.2 – 11.6 – 11.3 – 11.8
新馬戦らしく上がりの競馬になったが、残り1Fは完全に抜け出して楽をさせての11.8。上りは他馬を0.5秒以上引き離して1位。
ゴール板では2・3着馬を1秒千切ったのだが、3着になったのがアルテミスSの勝ち馬サークルオブライフ。伝説の新馬戦になりうる新馬戦を楽勝してきた。
この日ルメールはソネットフレーズとこの馬に新馬を乗りに来ており、期待の高さがうかがえる。